校歌歌碑除幕式報告

   2014/06/02

校歌歌碑除幕式①

6月21日(土)前夜祭当日は、全国から36支部150名の先輩諸兄が拓殖大学創立者桂太郎先生御出生の地萩へお集まりいただきました。まるで翌日の拓殖大学100周年記念校歌歌碑寄贈式典の露払いをする様な大雨となり、鹿児島からの一陣は前夜祭中での参加となりました。御来賓として萩市長野村興兒様をはじめ、市議会議員、県会議員、大学より藤渡辰信総長・理事長、学友会より松村豊会長をはじめ多くの本部役員、メイプル氏女の皆様、そして特別参加として、応援団紅会。最後に同期学部70回期会の拓兄諸氏と共に、前夜祭をうちあげました。

席上、市長の挨拶の中で「私も拓殖大学創立100周年の席に同席させていただき、陛下のお言葉から校歌”人種の色と地の境 我が立つ前に差別なし”のお祝辞が忘れられません。この度の学友会100周年の記念事業は、萩市にとって大変喜ぶべきことであり、しかも拓殖大学12代総長中曽根康弘元首相が揮毫された石碑は、萩市にとって意義深いものであります」とありました。

宴席では、東北連合会宮城県支部を代表して、学部71期小林実先輩の詩吟「日本を愛すと吉田松陰」が吟じられ、いよいよ応援団紅会の演舞になり、山口県を代表して、学部74期森田宗和幹事長による新応援団歌(我等が拓大)のリーダーを見たときは、熱きものがこみ上げ、自然とその場に立ち声をからせていました。紅会の演舞は最高潮に達し、興亜の雄図、押忍三唱で締めとなりました。

除幕式当日は昨日の雨も小雨となり、開式の午前10時には、山田春治副支部長の祈りが叶いピタッと雨が上がりました。式典では、御来賓挨拶、経過報告、目録贈呈、そして萩市を代表し野村興兒市長が祝辞を述べられました。続いて式典祭祀、玉串奉天となり、いよいよ除幕となり、各御来賓の皆様と共に縄を引きました。石碑は萩の自然石を用い、重さ2トンの巨石を縦1メートル、上横1メートル(これは学友会100周年にこだわり)、下横は1メートル70センチの日本一の富士山の形に切り、土台石は萩の名山笠山の石を使いました。桂太郎先生の銅像と共に、萩の財産としてこの石碑も残っていくことでしょう。そして校歌斉唱、興亜の雄図、押忍三唱、閉式の辞を原田副支部長が行ない、無事全ての式典を終了することができました。

これまでお世話になりました関係各位の先輩、諸兄の皆様、萩市そして施工業者白井様、林様、最後にこの度の運営にあたって頂いた山口県学友に最大の感謝をこめ、御礼申し上げます。いつの日かまた来萩され、桂先生宅へお越しの時は、どうか100年に一度のこの時に生まれ合わせ、集いあった事を宝として行きたいと思います。

押忍 守繁 徹 拝

校歌歌碑除幕式②校歌歌碑除幕式③