鶴田直也君、田中堅亮君の拓大入学壮行会を開催

   2014/07/01

鶴田直也君、田中堅亮君の拓大入学壮行会を開催

高校ラグビー界の名門中の名門である佐賀工業高校(全国大会へは26年連続36回の出場を誇る、準優勝1回)から、今春、鶴田君(フォワード)、田中君(バックス)の本学への入学が決定した。

御存知のように、今シーズンの拓大ラグビー部は関東大学リーグ戦で快進撃を続けて、全国大学選手権に初出場の快挙を果たし、まさに上昇気流に乗ったチームである。これをうけて、学友会佐賀県支部では、高校の卒業式を目前にひかえた2月23日(土)19:00~佐賀市の増田会館パル21において、両君を激励するための壮行会を開催した。
学友会の出席者は佐賀県支部の幹事役7名。そして、鶴田直也君、田中堅亮君、さらに、両君の各々御両親を招待した。会場に設置したTVにて、「紅陵祭リーダー公開」(拓殖大学応援団OB紅会・拓殖大学伝承文化保存会)のDVDを鑑賞した後、小生(岩武光宏 90期)の司会により、進行となった。
まず、佐賀工業高校OBでもある小城市議会議員の上瀧政登氏(75期)の挨拶と乾杯の音頭(学生はウーロン茶で乾杯)。ちなみに、佐賀工業高校から本学への入学は上瀧氏以来で、同校から拓大ラグビー部への入部は初めてとのこと。和やかな食事に入りながら、「国境を越えて、世紀を越えて」(拓殖大学創立百周年)のビデオを鑑賞。つぎに、諸先輩から、自己紹介をまじえての両君への激励のメッセージが続いた。川崎則夫副支部長(58期)は、ラグビー部のOBとして、自らの学生生活を回想しながら、拓大の素晴しさを説かれた。そして、「これからラグビー部を命懸けで応援していく」と述べられた。佐賀県から「期待の新星」が誕生したことに無上の喜びを感じている様相であった。また、武雄市議会議員の前田法弘氏(72期)は、学生時代の寮生活、落語研究会の活動、御子息も拓大を卒業して立派な社会人に成長したこと、等々を披露された。続いて、佐賀市議会議員の嘉村弘和氏(78期中退)から、「拓大の先輩方は温かい、大学を中退したが学友会は温かく迎えてくれた」と、拓大OBの絆の深さを披露された。自動車部OBの永沼功氏(72期)、野球部OBの佐藤洋一郎氏、(81期)からも後輩となる両君への熱いメッセージが述べられた。諸先輩方は喜びを爆発させ、話は大いに盛り上がり、しかも、かなり本音が出ていたようであった。
今回は御両親を招待して交流を深めたことが有意義かつ画期的な試みであった。特筆すべき情報は、かつて、早大や関東学院等、他の有力校にばかり進学していた佐工生であるが、2人の拓大進学に刺激をうけて、「拓大に進学したい」という下級生が複数いるという。今後、両君が活躍して、これに続く後輩達が生まれてくれば、こんな嬉しいことはない。「どうか、鶴田君、田中君、拓大ラグビー部で研鑽に励み、スポーツでも学業でも後輩達に手本を示してください」。そして、遠藤隆夫監督の下で2人の才能が開花して、大学ラグビー界に旋風を巻き起こすことを願ってやまない。さらに、近い将来、拓大ラグビー部が全国大学選手権で優勝する日を楽しみにしたいものである。

最後に、鶴田君、田中君、各々から、御礼の言葉と力強い抱負が述べられた。また、御両親からも、「拓大の素敵な先輩方を拝見し、息子の何十年後の姿をみるようで、嬉しく感じました」という最大級の賛辞を賜り、この壮行会が大成功であったことを実感した。学友会佐賀県支部の歴史的な1ページとなったことはいうまでもない。

(佐賀県支部 事務局 岩武光宏)