平成19年度 佐賀県支部総会(佐賀県青春寮歌祭に出場後)

   2014/07/02

平成19年度 佐賀県支部総会

佐賀県青春寮歌祭

11月17日(土)、エスプラッツホール(佐賀市)にて、晩秋の佐賀の風物詩である「第15回佐賀県青春寮歌祭」が開催された。参加27校の旧制・新制大学、旧制高校の同窓生を中心に全国から300名が集まり、青春の思い出を胸に母校の歌を放歌高吟した。今年は、『茗荷谷たより(10月号)』に掲載されたおかげで、本学関係の参加者は大幅に増えた(昨年13名→今年25名)。牛島成之瀧支部長(58期)以下佐賀県支部のメンバーに加えて、福岡県支部から鎌田卓顧問(67期)、空閑哲博(75期)、鎌田政治(76期)、安井信幸(76期)、北九州支部から村上茂樹支部長(73期)、大分県支部から河野正勝副支部長(70期)、荒巻辰生(73期)、長崎県支部から谷口伸夫(70期)、鹿児島県支部から松田賀光支部長(69期)、岩切良文幹事長(70期)、町田猛(64期)、女子の会メイプル九州連合会から町田和子代表幹事(67期)、以上の錚々たる各氏。さらに、学友会本部から鈴木善行副会長のご参加をいただいた。プログラムは、北大から始まり、慶大、同志社、専大、中大、明大と伝統校が続き、農大の「大根踊り」の後、我が拓大の出番となった。「右手に文化の~」渾身の力を振り絞っての校歌斉唱である。圧巻なのは、他校OBと違って、我がOBは誰一人として歌詞カードを見る者はいない。「人種の色と地の境、我が立つ前に差別なし」客席に向かって、「見よ!拓大精神を!」と云わんばかりの熱唱であった。そして、75期応援団長の空閑哲博氏の勇壮で豪快なリーダーによる「興亜の雄図」。さらに、伝統の「カチマス踊り」の乱舞を披露した。58期から90期まで、先輩も後輩も一緒になって汗をかいた。最後は「押忍三唱」で締め括った。会場からは割れんばかりの拍手であった。27校のなかでも我が母校のパワーと結束は群を抜き輝いていた。後日、佐賀新聞をはじめ、全国紙各紙の地方欄に本寮歌祭の記事が写真入りで掲載されており、地元における関心の高さを窺うことができた。また、多くの一般来場者、寮歌ファンの人々から、「拓大の校歌は素晴らしい」、「歴史と伝統を感じる」という声が溢れ、寮歌祭参加の1つの目的は果たせたものと実感している。

学友会佐賀県支部総会

「佐賀県青春寮歌祭」に出場後、場所をホテルニューオータニ佐賀「有明の間」に移して、午後5時から平成19年度の支部総会が開催された。永沼功氏(72期)の司会により進行された。まず、川崎則夫副支部長(58期)による開会の辞。つぎに、校歌斉唱、牛島成之瀧支部長(58期)の挨拶と続いた。牛島支部長は、「参加者が増えるような支部活動を展開したい、青春寮歌祭への参加もその一環であり、若い世代や女子の会員を掘り起こしたい」と挨拶された。また、来賓として学友会本部から鈴木善行副会長、大学側から福田勝幸常務理事のご臨席を賜わった。とりわけ、福田常務理事からの大学現況報告を興味深く拝聴し、ルネサンス計画の工事進捗写真を拝見した。さらに、地元選出の福岡資麿衆議院議員は、「国会でも拓大出身の政治家は、拓大らしい活躍をされている。拓大卒業生の皆様のご健勝をお祈りいたします」と挨拶された。さらに、青春寮歌祭から引続き支部総会へとご出席いただいた福岡県支部の鎌田卓顧問(67期)、空閑哲博(75期)、鎌田政治(76期)、北九州支部の村上茂樹支部長(73期)、大分県支部の河野正勝副支部長(70期)、荒巻辰生(73期)、鹿児島県支部から松田賀光支部長(69期)、岩切良文幹事長(70期)、町田猛(64期)、女子の会メイプル九州連合会から町田和子代表幹事(67期)の学友各氏が紹介された(ちなみに、町田女史は佐藤勘助元拓大教授の娘さん)。そして、乾杯の音頭で和やかに懇親会が始まった。この日の出席者は30名を超えて、例年以上に賑やかな宴となった。途中から遅れて、永吉輝美氏(94期)が駆けつけてくれた。永吉氏によれば、「佐賀県内にも15名近くの女子学友がいる」との情報もあり、是非とも来年は女子の参加も呼びかけようと、声が挙がった。さらに、「青春寮歌祭を佐賀県支部だけでなく、九州連合会全体で盛り上げて行こう!」という嬉しいご意見も飛び出した。最後は、寮歌祭同様、恒例の空閑リーダーによる「興亜の雄図」、「カチマス踊り」、「押忍三唱」で締め、鹿児島から御夫婦でお越しいただいた町田猛氏の万歳三唱をもって閉会となった。話は尽きず、熱冷めず、晩秋の佐賀の街へと、二次会、三次会にと繰り出した。

(佐賀県支部事務局 岩武光宏 90期)