馬術部、関東学生馬術争覇戦3部優勝!

   2014/05/27

障害飛越中の大竹主将とナカミアンデス

障害飛越中の大竹主将とナカミアンデス

“新緑の馬事公苑で馬術部OBの大声援、場内にこだまする”

去る6月3・4日の2日間、世田谷区のJRA馬事公苑にて「第76回関東学生馬術争覇戦」が開催されました。この大会は昭和6年から開催されており、学生馬術界の中で最も歴史と伝統を誇る権威ある大会で、関東地区の各大学はエース級の選手・馬匹が出場して覇権を争います。

拓殖大学馬術部は昨年の同大会では僅差で優勝を逸しており、この一年間、捲土重来を期して部員はもとより、鈴木総監督(学70)をはじめOB会も一丸となって稽古に励んできました。その甲斐あって4年振りの「3部優勝」の栄冠を勝ち取ると共に、大竹主将は「最優秀選手賞」にも輝きました。
当日は、加藤前部長(本学名誉教授)、大山OB会長をはじめ若手OB多数が応援に駆けつけ、大声援が選手達に送られると共に、優勝決定の瞬間には拓大関係者は勿論、場内観客からも大きな祝福の拍手が寄せられました。

試合内容は、1回戦シード。2回戦は群馬大学と対戦し(2-0)で圧勝、決勝戦では筑波大学と対戦しました。決勝戦でも大竹主将・牧野副将ともに完璧に馬を乗りこなし、正に人馬一体となっての技術を披露し、二名とも障害物の落下ナシ・減点0の(2-0)での完勝でした。
学生馬術の採点方法が年間ポイント制になり、今回の優勝だけでは2部へ昇格できなくなりましたが、この好調さを維持し、更に精進を積み重ね、2部昇格を目指すことを部員と馬匹一同で誓っています。

また、日頃より馬術部に対してご支援・ご協力頂いている拓大OBの皆様のご期待に添うべく、これからも馬術部OB会、そして馬術部後援会も協力して、より一層の支援を続けてゆく所存です。

なお、全国学友の皆様にお願いがあります。現在、国内で馬術部を有する高校は一部に過ぎません。馬術経験者・初心者は問いませんので、拓大に入学してから「馬」を通じて自分を磨き、心の涵養を図りたいと云う高校生がいましたら、是非ご紹介下さい。私、自ら出向いて拓大馬術部の現状説明に伺います。また、乗馬に興味のある方、お子さん・お孫さんに馬を見せたい方は、何時でも八王子キャンパス内の馬場へお立ち寄り下さい。

戦前(旧名称:騎馬部)からの伝統を受け継ぐ馬術部へ、今後も暖かいご声援を下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

馬術部OB会長 大山展生(学69)

スタート直前の牧野副将とサクラスーパーオー

スタート直前の牧野副将とサクラスーパーオー

表彰式(中央が大竹主将)

表彰式(中央が大竹主将)

大竹主将(左)と牧野副将(右)

大竹主将(左)と牧野副将(右)