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国債物語 誰が日本の借金を一〇〇〇兆円にしたのか?

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川口文武(TTS新書、800円+税)

財務省が2013年8月9日に「国の借金」が同年6月末で、初めて1000兆円を超えて1008兆6281億円になったと発表した時、多くの国民は「ついに来るべき時が来たか」と少なからずショックを受けた。ただ、国の借金とは財務省やマスコミが使う用語であり、正式には国債や借入金、政府短期証券などの残高を合計した「政府総債務残高」のことをいう。ところが、総債務から総資産を引いた純債務についての説明はほとんどなく、財務省からは借金の多さばかりが強調されていた。(中略)そこで本書では、どうして国債の残高がこれほどまでに増えてしまったのか、そして誰が、どういう理由で発行したのかをつぶさに調べていきたい。普通、国債に関する本といえば、何年に幾らの国債が発行された、ということを主眼に置き、「誰が」、「なぜ」、ということについてはあまり書かれていない。一方、本書の中心は時期や金額は勿論のこと、「誰が」と、「なぜ」であり、当時の社会情勢や経済環境も詳細に示すつもりでいる。また、1000兆円もの借金がありながら、どうして我が国は破綻しないのか、どうしてテレビに出る政治家、学者、マスコミは破綻論ばかり述べるのかも説明していく。(後略)―「はじめに」より

拓大では「国際」の文字はよく目にするが、こちらは「国債」。戦後の歴代首相ごとに、当時の社会情勢や経済政策をたどった本。第12代総長中曽根康弘先生の項もあり。著者は拓大76期(雄弁会)、本名樋口喜一。拓大関係ならば北は北海道から南は沖縄までどこでも行くとのことなので、総会などの講演に呼んでみてはいかが。(S)

川口 文武 の講演依頼/講師派遣は 日本経営開発協会/関西経営管理協会

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